おもいのたけ

2年を過ぎて
おもいのたけ · 30日 7月 2024
だいぶご無沙汰の更新です。。。 2022年にスタートした私たちのクグループホームは今年2周年を迎えました。支えてくださった関係者の皆様、入居者並びにご家族の方々、そしてなによりもスタッフの皆様に感謝してもしきれない思いです。 それなりにいろいろなことがありました。残念ながら退去をされた方もいる一方、新しい出会いも多くあり、刺激的で学びの毎日です。 これからも、自分たちの信念に基づき、必要としていただいている方々へ支援を行えるように頑張ってまいりたいと思います。 酷暑が続くようですが、皆様心身のメンテナンスを忘れずにお過ごしください!

わおん横須賀の現状
おもいのたけ · 15日 10月 2023
こんばんは。 ブログを更新する余裕もなく、日々バタバタと過ごしております。 その間にも当グループホームでは様々な事がありながらも、進化しております。7月にはアパート型をさらに増設し、合計4棟、計19居室という体制となりました。暑い夏が続いて、急に涼しくなったせいか、体調を崩される入居者様もいらっしゃったり。日々の対応に追われて改善業務がなかなか進まないですが、優秀なスタッフたちがみんなで頑張ってくれており、着実に前に進んでおります。 写真は以前飛行機に乗った際、朝日がきれいで思わず撮ったものです。毎日違ういろんな朝が来て、人それぞれ感じ方は違うものです。毎朝目が覚めると、リセットされた気分で清々しい気分になる方も多いのではないでしょうか。 また、朝決まった時間に起きる事ができると、生活のリズムが整い、メンタルの状態も安定する方が多いようです。『おはよう』という挨拶も『お早いお目覚めで』から来ていますから、早起きが前提ですよね。 僕は終わりよければすべてよしという言葉が好きではないのですが『始め良ければすべてよし』はとても良い言葉で、良い自己暗示の方法だと思っています。

おもいのたけ · 19日 2月 2023
ブログの更新をかなりさぼってしまいました。その間に私たちのグループホームは進化し続け、縁があり保護犬も迎え入れることができました。モナという推定5歳のトイプードルですが、受け口で葉が出てしまう子なのですが、とにかく愛嬌がありかわいいです。入居者さんをはじめスタッフの皆さん、そして訪問していただいている看護師の方などにもかわいがっていただいています。 そして、かねてから計画しておりました、第3棟がいよいよ始まります。 アパート式なので男女を問わず入居いただける住居で、衣笠駅から徒歩10分ととても利便性のよい立地です。 また情報を上げてまいります!
気象と気性 - PART 2
おもいのたけ · 20日 8月 2022
PART - 1からの続きです。変化とバランス。これがとても大切ですね。変化がない環境は不健康な心の生み、バランスが崩れ元に戻らない状態になってしまうと病に陥る。かといって、命を危険にさらすような行き過ぎた現状からは、もちろん身を守らなければなりませんが、、、。 不幸にもそのような心を取り巻く環境によって、修復不可能な状態になってしまった方々のために、私たち支援者が存在するわけです。ここからが自然と人間の違いなわけですが、自然は時間をかければある程度修復するのに対して、人間はそう簡単ではない、ということです。もちろん、きっかけがあって、自分で修復できる人も存在はするのですが、私たち支援者が介入する場合、その方が、ご自身の心のかなりの部分を支援者に開いていただかないと、支援が難しいということです。どれだけ頑張って、相談に乗ってアドバイスをさせていただいても、その言葉は、その方の心には届かない、ということになります。どうやって心を開いていただけるようになるか、ここは技術もさることながら、信頼関係を築けるか、にかかわってくるのです。自分の心に余裕がないと、支援は難しいゆえんです。

気象と気性 - PART 1
おもいのたけ · 19日 8月 2022
記録的なとか、何十年に一度のとか、聞きなれないはずのフレーズが、頻繁に聞こえてくるこの頃。気象が私たちに与える影響って大きいな、とつくづく感じるとともに、というか元来、人間も自然の一部と考えるならば、気象は私たちの心にもあるのだな、と。 天気が良いと気分も晴れることがあり、逆に悪天候だと気分も鬱々としがちです。でも、晴天が続きすぎると、さまざまな弊害、例えば水不足などか、が出てきます。同じく私たちも常に穏やかでいることが良いか?といわれると、そうでもなかったりするわけで、感情を表さないと、どこかでおかしくなる。また、数年前の夏に台風の接近または上陸が極端に少なかったときは、海水の循環がなくなり、サンゴが死滅したり、プランクトンのバランスが崩れ、海洋生態系に大きな影響が出たりしましたが、私たちも外からの刺激がないと、交感神経が劣勢となり活動に支障が出てしまいます。また、部屋の換気も必要なように、私たちの心も外の空気に触れさせることが大切です。 障害をお持ちの方も同じですよね。あまりにも守られすぎるのも、心の元気がなくなります。

二度と起こらないように
おもいのたけ · 26日 7月 2022
こんばんは。夜勤中に、色々と考えることが増えました 特に今晩は6年前に起きた、あの痛ましい事件について考えざるを得ませんでした あってはならないことが、起きてしまう、管理体制の危うさがそこにあるわけで、優性思想が根強い日本では、今後もこのような人物が出てくる可能性はあると考えなければ、ならないのです。福祉ということは、サービスされる側も、提供する側も幸せになる、という意味ですが実際に現場では、そう簡単ではありません。障害を持って生まれてきた子らがどんな気持ちでいるのか、すべてを理解するのは無理かもしれませんが、せめて寄り添いたい 障害を、自分も持つ可能性があることを常に心に刻んでおけば、優性思想などおかしいと気付けるはずなのに、いつの間にか自分が病んでしまって、それを気付かないふりをしてしまったいろいろな意味での社会が、化け物の暴走を許してしまったのか ノーマライゼーションやソーシャルインクルージョンとは、そういう化け物の発生を防ぐことはできるのでしょうか ご家族、関係者、そしてなにより好きこのんで障害を持ったわけでもないのに、狂った思想の犠牲になった方々の冥福をお祈りします。合掌

おもいのたけ · 17日 6月 2022
いよいよ、夏ですね。 暑い。しかも一気に蒸し暑い!不快度指数マックスです。 今日は、普段使っている言葉の意味を教わったので、少し書いてみます。 まず介護。 媒介して護る。媒介はあるものとあるものをつなぐという意味です。なので、ご高齢や障がいをお持ちの方を、他の何かと結び付けて護、ということでしょうか。 それに対して、福祉(英語ではWELFARE, WELL=良い/楽しい FARE=暮らし/生活) 福という字は、まさに『幸せ』。祉は、神から授かるもの、という意味のようです。 福祉について考えるとき、常に考えることは、それが本人にとって幸せなことなのか?ではないでしょうか。 そういう意味から考えると、福祉という言葉は本人不在のような気もしますが、障害を持っている方々は、神に守られた存在で、その神の意志である幸せを支援者やご家族が追い求める、という超意訳を思いつきました。以前どこかで『障害を持っている人は、神から選ばれた人』という趣旨の文章を読んだ記憶があります。 ましては、遠ざけたり、差別することは神の意志に反する、ことになります。 祟りがありますよ~。
良いグループホームの条件
おもいのたけ · 27日 5月 2022
5月22日市役所前広場で開催された『障害児のための動物村のお祭り』に行ってまいりました。スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。 さて、、、最近、一体なにが、利用者の方に喜ばれるのだろう、なんて考え続けていると、本来のグループホームの目的からずれてしまいそうだけど、やはり快適で、楽しく、自分らしく、安心して暮らせるに尽きるのだと、納得する日々です。 そのためには、何が必要か?ホテルではないので、『あー楽しかった、また来よっ』ではいけないわけで。 家がきれいで、設備が充実して、駅から近くて、ご飯もおいしい、に越したことは無いのだろうけど。 やはり、絶対的に必要かつ重要なことは、人(スタッフ)なんだと思います。ただ優しいだけでなく、一人一人の人生にかかわる覚悟で、真剣に向かい合うスタッフ。困ったときに、ただ甘やかすだけでなく、しっかりと一緒に考えて、ともに行動する、頼もしいスタッフ。自分も、そして、一緒に働く仲間も同じベクトルと熱量を共有出来たら、素晴らしいグループホームになると信じています。 おやすみなさい。。。

おもいのたけ · 05日 5月 2022
グループホームの門扉が見ずぼらしかったので、自作でわおん横須賀のシンボルのシーサー風オブジェを作ってみました。ところが先日の大雨で溶けてなくなってしまったのです 泣。 テラコッタ粘土を焼いたので、溶けるとは思っていませんでしたが、、、焼きが足りなかったかな?...

おもいのたけ · 15日 4月 2022
良かれと思って優しく接しても、逆にその人のためと思っていってみても、すべてがうまく伝わらずに逆効果になってしまう。自立への方向性を保ちつつ、1ミリでもよいから前に進みたい。止まってしまったり、後戻りしたり、でも気が付いたら少しでも前に進んでいたら良いとか、そんなことはこちらの勝手な考えであって、本人はそんなことを望んでいないかもしれない。 障がい者の方と接していると、そんなことを毎日考えてしまいます。 でも、明るく、元気に過ごせているならそれでよいと思うようにしています。 台風は通り過ぎれば、傷跡は残るかもしれませんが、必ずまぶしいくらいに青空が広がります。 そして、また新しい日が、まもなく始まります。 台風一過、元気に明るくいきましょう!(自分に言い聞かせて)

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